管理会社とは
ここで言う管理会社とは賃貸住宅管理業を行う会社のことです。節税や土地活用の目的で賃貸住宅の建設が進んだ昭和40年代から、管理を担う業者の必要性が生れました。
仕事の内容はひと口に言えば「オーナーと入居者の架け橋」。入居者の募集、賃料の徴収、保証金の授受、契約更新、清掃・植栽、建物の管理、解約業務、入居者管理など、多岐にわたる仕事をこなし、報酬として管理費を受け取ります。
近年、賃貸住宅が大型化・高級化し、また市民のライフスタイルも多様化したため、賃貸住宅の経営には、ますますプロの視点と経験が求められるようになりました。
管理会社は、オーナー様にとっては大切な資産を有効に活用してくれるプロであり、一方入居者様にとっては快適で安心な暮らしをサポートしてくれるプロなのです。
管理会社の種類
賃貸住宅の管理会社にもいくつかの形態があります。主だったものを挙げると以下の三つになります。
- 建設会社が運営する管理会社
- 仲介業者が運営する管理会社
- 管理だけを専門に行う管理会社(共同管理はこの項目にあたります)
管理会社の上手な選び方
これから賃貸住宅経営をお考えの方は、管理をどうするかを早めに検討された方がよいでしょう。どのような管理会社が適しているかは、オーナー様の考え方によって変わってきます。例を挙げてみましょう。
建設会社が運営する管理会社
大手の建設会社が母体になっているところが多く、たいてい家賃保障がついています。家賃の8割程が、入居者があってもなくても保証されますので、賃貸住宅建設をあくまで税金対策として考え、ローンが返せさえすればいいとお考えのオーナー様には適していると言えるでしょう。
一棟そのまま管理会社に預けるというやり方なので、オーナーの個性などは反映されませんし、お名前も表に出ません。
また、5年後、10年後の見直し時期に、保障される金額が目減りしたり、リフォームをする場合に、その建設会社しか使えないという制限がつく場合があります。
仲介業者が運営する管理会社
入居者を確保するという意味では強い管理会社です。ただ、入居者を獲得したいがために、審査が甘くなったり、条件を変えたりと、管理の一貫性は少々弱くなりがちです。とにかく空室がないようにだけ、力を注いでほしいというオーナー様には適しているでしょう。
ただ、建物が古くなると担当者の気持ちが入りにくいという状況は否めません。
管理だけを専門に行う管理会社
建設会社からも仲介業者からも独立した存在なので、客観的に見て何がオーナー様に必要かを、何者にも縛られず判断することができます。
賃貸住宅の経営をやりがいのある仕事ととらえている方にとっては、非常に心強いいわば"番頭さん"のような存在となることでしょう。
「住めればいい」という時代が終わり、入居者のニーズが多様化している現在、管理専門の会社の需要はますます増えていくと考えられます。
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