昔風に言えば大家と店子。
自分のマンションに住んでくれるのも何かの縁だからと、入居者との円滑な人間関係を望んでおられるオーナー様は多いことでしょう。
　しかし、親しくなればなったで、ちょっとしたことの注意がしにくくなったり、家賃が遅れがちなのをなかなか言い出せないということもあるのではないでしょうか。
　また、地域の結びつきが希薄になる中で、「自分さえよければ」というような振る舞いが増えたり、ストーカーなどの以前なら考えられないような犯罪被害が増えているのも悲しい現実です。

また、最近では入居者の意識も大きく変わり、退去時の原状回復をめぐる敷金返還トラブルなどの問題も起きています。
　建物が建った後のこうした様々な問題は、オーナー様にとって、ある意味もっとも気苦労の多い部分と言えます。
　そのオーナー様にとって心強い味方となるのが管理会社という存在。オーナー様の立場に立ちつつも、客観的な目を失わず、的確なアドバイスのできる管理会社へのニーズは、今後ますます高まっていくことが予想されます。